表題: 栃木県の主な市自治体における海外交流の現状と今後の動向 2002年 12月02日
990151M 武藤幸夫
1.
背 景
栃木県は人口約200万人を有する日本の中堅の県(平成12年度調査で頭から20番目)である。
栃木県南部における日々の人口移動、つまり都会への朝夕の通勤通学は日常的になっており、少なくとも栃木県南部地域は東京都ビジネス圏のベッドタウン化していると言えよう。この意味において、東京のグローバル化の一部を構成する環境下に入っているといえよう。かたや現在のあらゆる分野でのグロバリゼーション(世界化)の中で、栃木県としても東京商業圏の影響のみならずグローバリーゼーションの影響をポジティブ(前向き)に生かしてゆくことが求められていると考える。このような社会環境下で、栃木県内の主な市自治体も海外との交流が必然的に進みつつあると思われるため、この現状と今後について調査する。
2. 目 的
栃木県内の街を代表する市自治体が、現在どんな海外交流を行っているかを知ると共に、今後どのような方向(動向)に進めようとしているのか把握する。
3.
調 査 対 象
下記栃木県内の7市自治体を対象として調査する。
1)宇都宮市、 2)栃木市 3)足利市 4)佐野市 5)鹿沼市
6)小山市 7)日光市
4 調 査 方 法
・ 海外交流の現状についてはインターネットでの調査を主体とし、必要に応じて電話等で聞き取り調査を行う。
・ 海外交流の方向性(動向)については電話を主体として調査する。
“電話調査のポイントとして下記項目を含める”
・何らかの計画の有無
・人事交流(例えば、1年間の専門職員実務交換など)
・お金(財政・予算)
5.
各市自治体の海外交流の現状(各市のインターネットホームページ住所を含む)
1)宇都宮市
宇都宮市国際交流協会が主体になって交流活動を行っている。
主な活動内容
・日本語講座開催
・会報発行(年3回予定)
・地域在住外国人との交流(工場見学、ハイキング、料理教室、留学生との交流など)
・通訳派遣
・姉妹友好都市との交流(中学生・高校生・青少年の派遣、学生・研修生の受け入れ、訪問団の受け入れなど)
・ニュージーランドのマヌカウ市(姉妹都市)
・中国のチチハル市(友好都市)
・フランスのオルレアン市(姉妹都市)
・アメリカのオクラホマ州のタルサ市(姉妹都市)
・イタリアのピエトロサンタ市(文化友好都市)
2)栃木市
3)足利市
4)佐野市
5)鹿沼市
6)小山市
7)日光市
6.
各市自治体の海外交流に対する今後の方向性(動向)
1)宇都宮市
2)栃木市
3)足利市
4)佐野市
5)鹿沼市
6)小山市
7)日光市
7.
感 想